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 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

評価:★★★★★

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫) むー

おすすめ平均
stars社会問題に興味のある方は必見
stars心に残る物語
stars昔の不器用な自分
stars2009年2月25日角川書店より
stars青春暗黒ミステリー!

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大人になんてなりたくなかった。傲慢で、自分勝手な理屈を振りかざして、くだらない言い訳を繰り返す。そして、見え透いた安い論理で子供を丸め込もうとする。でも、早く大人になりたかった。自分はあまりにも弱く、みじめで戦う手段を持たなかった。このままでは、この小さな町で息が詰まって死んでしまうと分かっていた。実弾が、欲しかった。どこにも、行く場所がなく、そしてどこかへ逃げたいと思っていた。そんな13歳の二人の少女が出会った。山田なぎさ―片田舎に暮らし、早く卒業し、社会に出たいと思っているリアリスト。海野藻屑―自分のことを人魚だと言い張る少し不思議な転校生の女の子。二人は言葉を交わして、ともに同じ空気を吸い、思いをはせる。全ては生きるために、生き残っていくために―。これは、そんな二人の小さな小さな物語。渾身の青春暗黒ミステリー。


 本書では主人公が求める、力やお金など「現実世界」を生きるために必要なものを実弾、それに対比して海野藻屑が言う嘘のように撃っても相手に何の損害も与えずすぐ崩れてしまうような無力な弾丸を「砂糖菓子の弾丸」と読んでいます。

あらすじを読んで面白そうと思った人には高確率で合うでしょう。

 表紙買いした方も多いと思います。
 この本の話は「実弾」を求める少女と、呼吸をするが如く嘘をつく藻屑の二人が苦悩しながら生き抜いていくというお話のあまり明るい話ではありません。ましてや、百合百合した話では一切ありません。
 また、このライトノベルは2006年度の「このライトノベルがすごい!」で3位になり、単行本としても発売され、さらに一般文庫でも書籍化する等、異例の快挙を成し遂げるほどの人気作です。

 ちなみに「このライトノベルがすごい!」では上位入賞する作品はライトノベルの特徴上シリーズものが多くなる傾向があるそうです。そんな中この本は単発作品としての最高位(3位) を取っており、凄まじい支持を得ているようです。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)











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